2011年07月25日
近くなった鹿児島、そして知覧
5年前に仕事で行ってた時は、鹿児島まで新幹線と電車を乗り継いで通っていました。
車で行く時は明け方出発し、高速をバンバン飛ばして何時間もかけて行きました。
その頃の鹿児島はとても遠~くに感じました。
この春からは、九州新幹線鹿児島ルートが全線開業して、直通で行ける様になり
最新型の新幹線「さくら」に乗ってピューッと行って来ました。
電光掲示版です
新幹線「さくら」です。 鴨のくちばしみたいですね。
ご覧下さい!九州新幹線全線開通CM http://www.youtube.com/watch?v=UNbJzCFgjnU
早い!早い!1時間半で着きました。
自由席でしたが空いてたし、車輌はとてもきれいで快適でした。
そういえば、添乗員も車掌さんも女性ばかりだったな~!?
鹿児島中央駅を降りると真正面に、こんな大きな建築中のビルがありました
商談が早く終わったので、急遽、南九州市の知覧(ちらん)町を訪ねることました。
この日は晴れてて、桜島もきれいに見えました。
目的はひとつ、前から訪ねようと思ってた「特攻平和会館」です。
その日は夏の日差しは強かったけど、眩しい位空は青く澄んでいました。
館内は撮影禁止なので、外の写真ばかりですが。
内部の様子はこちらをご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=6cb1BSXn_5I
太平洋戦争末期に使われてた飛行機や、特別攻撃隊員の遺品、遺影がたくさん
展示されていました。
還ることのできない出撃を前に、書き残した手紙。
両親への感謝、幼い弟妹への気遣い、この国の未来への想い。
65年前の若者が書いた自筆の遺書、最後に書かれていた日付に驚きました。
昭和20年〇月〇日・・・・・・それは私が生まれる、わずか5年前のものでした。
流れていたビデオで見た、敵の機銃掃射を受けながら空母に突撃する飛行機の様子。
特攻へのレクイエム http://www.youtube.com/watch?v=aQlcxo3gOJ0&feature=related
小泉前首相も涙した、若くして散った特攻隊員達の、最後の言葉に深く心打たれました。
特攻隊員の一人が残した遺書です。
あんまり緑が美しい
今日これから
死にに行く事すら
忘れてしまいそうだ
真っ青な空
ぽかんと浮かぶ白い雲
6月の知覧は
もうセミの声がして
夏を思わせる。
作戦命令を待ってる間に
小鳥の声がたのしそう
「俺もこんどは小鳥になるよ」
日のあたる草の上に
ねころんで
杉本がこんなことを云っている
笑わせるな
本日十三、三十五分
いよいよ知ランを離陸する
なつかしの
祖国よ
さらば
使いなれた
万年筆を「かたみ」に
送ります。
[ 枝 幹二・・・・・22歳 ]
車で行く時は明け方出発し、高速をバンバン飛ばして何時間もかけて行きました。
その頃の鹿児島はとても遠~くに感じました。
この春からは、九州新幹線鹿児島ルートが全線開業して、直通で行ける様になり
最新型の新幹線「さくら」に乗ってピューッと行って来ました。
電光掲示版です
新幹線「さくら」です。 鴨のくちばしみたいですね。
ご覧下さい!九州新幹線全線開通CM http://www.youtube.com/watch?v=UNbJzCFgjnU
早い!早い!1時間半で着きました。
自由席でしたが空いてたし、車輌はとてもきれいで快適でした。
そういえば、添乗員も車掌さんも女性ばかりだったな~!?
鹿児島中央駅を降りると真正面に、こんな大きな建築中のビルがありました
商談が早く終わったので、急遽、南九州市の知覧(ちらん)町を訪ねることました。
この日は晴れてて、桜島もきれいに見えました。
目的はひとつ、前から訪ねようと思ってた「特攻平和会館」です。
その日は夏の日差しは強かったけど、眩しい位空は青く澄んでいました。
館内は撮影禁止なので、外の写真ばかりですが。
内部の様子はこちらをご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=6cb1BSXn_5I
太平洋戦争末期に使われてた飛行機や、特別攻撃隊員の遺品、遺影がたくさん
展示されていました。
還ることのできない出撃を前に、書き残した手紙。
両親への感謝、幼い弟妹への気遣い、この国の未来への想い。
65年前の若者が書いた自筆の遺書、最後に書かれていた日付に驚きました。
昭和20年〇月〇日・・・・・・それは私が生まれる、わずか5年前のものでした。
流れていたビデオで見た、敵の機銃掃射を受けながら空母に突撃する飛行機の様子。
特攻へのレクイエム http://www.youtube.com/watch?v=aQlcxo3gOJ0&feature=related
小泉前首相も涙した、若くして散った特攻隊員達の、最後の言葉に深く心打たれました。
特攻隊員の一人が残した遺書です。
あんまり緑が美しい
今日これから
死にに行く事すら
忘れてしまいそうだ
真っ青な空
ぽかんと浮かぶ白い雲
6月の知覧は
もうセミの声がして
夏を思わせる。
作戦命令を待ってる間に
小鳥の声がたのしそう
「俺もこんどは小鳥になるよ」
日のあたる草の上に
ねころんで
杉本がこんなことを云っている
笑わせるな
本日十三、三十五分
いよいよ知ランを離陸する
なつかしの
祖国よ
さらば
使いなれた
万年筆を「かたみ」に
送ります。
[ 枝 幹二・・・・・22歳 ]
Posted by リード at 11:22│Comments(0)
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